Lausanne Global Analysis

世界教会協議会総会の余波

韓国の教会分裂を乗り越え、グローバルな福音派の協力を奨励する

記事はエグゼクティブ概要のみになります。記事全体は英語のみになります。

2013年10月20日から11月8日まで、韓国のプサンで、第10回世界教会協議会総会(WCCGA)が開催された。韓国準備委員会は、280万人のWCCの支持を得た。

2011年早々、韓国の保守的な福音派教会と教派は、WCCGAに反対の表明をした。WCCGAに反対する大衆デモがソウルとプサンで起こり、WCCの自由主義神学を批判した。反対派の指導者は、韓国ハプトン長老派教会で、300万人信徒を有する最大の保守長老派教団とみなされている。

この教会は、世界で最も神学的に保守的な教会の一つである。しかし、韓国の福音派の指導者たちの中には、もっとリベラルなトンハップ教団内にとどまり、WCC内で積極的な福音主義的影響力を与えることを選択した者もいる。それとは対照的に、より保守的なハプトン教団は、WCCのリベラル派たちと関係することは、妥協すること、歩み寄ることである、と考えた。このような状況下にも関わらず、南側諸国の、とりわけ急速な教会成長を遂げているアジアのWCCは、韓国を、WCC総会のホスト国に選んだのである。

WCC総会終了後、韓国教会は、かつてないほどに分裂する可能性があり、トンハプ教団とハプトン教団の不和が深刻になりそうである。更に、2月11日に、世界福音主義連盟(WEA)総会の韓国での開催延期が発表された。WEAの声明は、”韓国の福音主義共同体内の不和である”とした。

WCCGAは、エキュメニカル運動の重心は衰退するキリスト教国から南側諸国の成長する教会へ移行したとしており、WCC内のリベラルな指導者たちは、教会管理、財務、神学校の教育の領域を管理運営してきている。アジア、アフリカ、ラテン・アメリカの福音的リーダーたちは、WCC内のこれら三つの地域の霊的影響力を増大させる必要がある。

ローザンヌ運動(LCWE)が果たす役割は、ますます重要になるであろう。 LCWEは、WEA内の福音派教会と、WCCの神学と礼拝に不満を抱いているWCC内の福音派の指導者たちとの間に一致をもたらすよう支援できる、

ローザンヌ運動の福音派リーダーたちは、世界の福音派教会間に協力関係をもたらすため、WEAと緊密な協力関係を持ち、過去三回のローザンヌ会議は、世界中のすべての福音派指導者たちを結びつけ、世界の福音化の課題を話し合う集会の好例となっている。

一つには、WEA委員会を通じてWEA関連の教会と密な協力関係を持つことである。このような協力関係は、さまざまな福音派同盟や団体に関連する草の根主義教会や教会指導者たちの支持を得るであろう。LCWEの福音派リーダーたちは、WCC内の福音派の牧師や教会に門戸を開くことができる。なぜなら、アジア、アフリカ、ラテン・アメリカのエキュメニカル ムーブメント内にある殆どの教会は、神学的に保守的であり、福音的な協力を求めているからである。

WCCに関係しているか否かにかかわらず、福音派教会にとっての重要な課題は、大宣教命令という大きな目的のために、共に働くことである。教会全体が、世界全体に、福音のすべてを携えて行かなくてはならないのである。

25 4月 2014

Lausanne Global Analysis

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